2013年5月14日火曜日

練習会の見学について

小倉百人一首かるた競技を見学されたことはありますか?

一度、練習会を見学してみたいという方は、かるた会やかるた協会にお問い合わせすれば、練習会の日時と場所を教えていただけると思います。快く迎えて頂けると思いますよ。かるた競技は人知れず古びた公民館の片隅で行われるマイナーな競技ですので、興味を持ってくれる方は貴重なのです。熱烈歓迎。

練習会見学時のマナーについて、かるたを知らない方にはなかなか難しいとは思います。私もそういう、マナーってなに?の1人ですが、ひとつあげるとすれば、「私語厳禁」でしょうか。かるた競技は、読まれた和歌の上の句を聞いて、畳に並べてある下の句の札を跳ねます。選手は上の句の一文字目に極限まで集中していますので、そのタイミングでおしゃべりなどをされると、集中力が切れてしまいます。札が読まれ始めたら音を立ててはいけませんし、動いてもいけません。札を読み終わったら、息をしてもかまいません。息をしてもかまいませんというのは冗談ですが、そのくらい選手は音に集中しています。集中しているときは、ジャージと畳が擦れるような小さな音でも注意されます。動いたり、席を立ったりするのは、札が読まれていないときにしましょう。練習をみているときにうるさいと思われたら、指導者から注意されることもあると思いますが、指導者が偏屈なわけではなく、競技の特性上しかたがありませんので、ご理解ください。かるたの大会では、音についての出来事がいろいろあって、面白いですよ。
まあ長々とお話ししましたが、私はかるたの指導者ではありませんので、あしからず。

以上